投資信託の選び方のコツ


投資信託を選ぶには、次のような点に注意しましょう。


(1) 投資信託のコストが、少しでも割安なものを選ぶ

信託報酬は、投資信託を保有しているだけでずっとかかってくるコストです。

保有期間が長いほど、負担もかさみ、最終的なリターンを削るかたちで影響が及んでくることになります。

また商品の比較時には、販売手数料にも注意しましょう。


(2) 決算や分配回数が少ない投資信託を選ぶ

投資信託は年一回以上決算が行われ、利益があると分配金が支払われます。

ただしこの分配金の10%は税金として差し引かれますし、分配されたぶん運用資産も減ることになるので、長期で運用を考えるなら分配金を受け取らずに運用を続けた方が効果的です。

投資信託のなかには分配金を満期時まで支払わない「無分配型」があります。

また運用成果の還元方法としては、投資した額の割合に応じ「分配金」として還元されたりか、または基準価格に上乗せされたり、口数の分割といったかたちでなされることになります。


(3) 投資信託の信託期間・純資産総額・運用履歴をチェックする

これらは投資信託の商品特性を考えると、どれも長い(多い)ほうがよいことがわかります。

すなわち信託期間が長ければそのぶん腰を据えた運用ができますし、純資産総額(その投資信託を構成する株式・債券など資産の総額)が多いほど、運用の幅・選択肢が拡がることになるためです。

日本株ファンドならば50億円程度、それ以外なら30億円程度の純資産総額は欲しいところです。


最後に運用履歴(運用期間)が長いほど、ファンドが市場のさまざまな荒波にもまれながらもなんとか投資成果をあげてきているという一つの証左となるわけですから、アクティブファンドにおいては運用履歴にも注目したいところです。


また、投資信託はあくまでも安全性をまず重視する観点から、国内の株式や債券を中核(コア資産)に、そこに成長性が期待できる新興国の株式・債券を補完的に組み込んで高めのリターンを狙いにいくのが基本のスタイルです。


もちろんさまざまに運用スタイルの異なる投資信託があり、その投資哲学を吟味したうえで自由に判断してOKなのですが、そのリスクがすべて自分に帰属することをよく自覚しないまま安易に販売側のセールストークにのせられて、よくリスクが把握できない投資信託を選ぶことだけは、避けたいものです。

このブログ記事について

このページは、windwardが2009年7月28日 00:55に書いたブログ記事です。

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